惜別の声響く 万博の丘
After the game, after the season

ガンバ大阪Jリーグ今季ホーム最終戦。
名古屋の優勝は既に決まってしまっているが、これだけ調子が悪くて負けたり勝てなかったりしているのに、2位(明日には多分3位転落)。
2位確保や来季の ACL(アジア No.1 を決める大会)出場権を賭けた、ホーム最終戦であった。

初冬の寒さの中での試合は、その寒さよりも遥かに寒い内容で、ガンバファンの身も心も凍えさせた試合で終わった。
「え?これでJリーグ2位?」
「どっちが2位か判らない」
ファンですら、そう思う試合だった。年に何度もない NHK 生中継の日に限って、これだ。

だから試合後のホーム最終戦セレモニーも全く盛り上がらず、かといって怒号が飛び交う成績でもなく、締まらない状況であった。

そんな中で唯一、この3年間ガンバ大阪のファンに愛されたルーカスの退団挨拶だけは、皆が涙した。
怪我が多くなってきたとはいえ、外れ助っ人ばかり取ってきて浪費に浪費を重ねるなか、今季も唯一活躍してくれた彼が何故出て行ってしまうのか。
それはファンには判らない。
天皇杯が終わったら説明して欲しい。そう思う。

でも退団は決まってしまった。
ACL を制してアジア No.1 クラブとなり、CWC(クラブ世界選手権)で世界最強を誇ったマンチェスター・ユナイテッドと打ち合いの試合をした 2008年暮れ。
さらには、天皇杯連覇。
彼がいてくれた3年間。本当に感謝しかない。

夕陽が万博の丘に沈まんとし、影がスタジアムを覆っていく中をサポーターの声が谺する。

♪ ルカゴ〜、ルカゴ〜、ルカゴ〜〜ル
♪ ルカゴ〜、ルカゴ〜、ルカゴ〜ル
♪ ルカゴ〜、ルカゴ〜、ルカゴ〜〜ル
♪ ルカゴ〜、ルカゴ〜、ルーカス、ゴ〜〜ル

今もまだ耳の奥に残る。
ルーカス、オ・レ!
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by dbl-h | 2010-11-27 22:56 | 昨日今日の1枚
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