(GXR + A12 28mm F2.5) 白兎神社の入り口にできていた道の駅「神話の里 白うさぎ」にある石像。 因幡の白兎と大国主大神が話している古事記(日本神話)の一シーンから取られたもの。 会話の内容は、概ねタイトル通り。 身ぐるみ剥がされた上に、そこへやってきた神々(八十神)に騙され、あとから来た大国主大神に助けてもらった…というシーンだが、 この物語、ちゃんと読めば判るが、元々騙したのは兎であって、身ぐるみ剥がされたのは、ある意味自業自得。 そんな自業自得な白兎にも優しくしてやった大国主大神は素晴らしい神であり…となるわけだが、 美談になって「因幡の白兎」の伝説になるような話かよっ!という気は、昔から思っていた。 おまけに、古事記の中での八十神というのはスーパー意地悪神であり、なんというか 「結局、神様と言っても人間が創作物だから、ドロドロしたのは人間世界と変わらんよな」 という思いを、小学生だったか中学生だったかに与える要因の一つだったりする。 この因幡の白兎あたりの話は、大国主大神の結婚話のストーリーの1節に過ぎないのだが、この先ええぇ?な展開だしな。 よく考えれば、古事記ってのは割と酷い話だったような… ということを思い出させる、因幡の白兎であった。
by dbl-h
| 2011-05-10 21:57
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