なんてことない“上がり”一枚
ANA's B777-200 @RJOO/ITM (JA714A)
(DMC-GF2 + M.ZUIKO 40-150mm F4-5.6 / 266mm 相当 / 大阪空港)

昨日に続いて、先週金曜日に GF2 で撮影したヒコーキ写真。
なんてことのないトリプル(Boeing 777)の上がりショット。

ニコンやキヤノンの一眼レフなら初心者が何となく撮っても余裕で撮れる一枚。
なのだが、ミラーレス機だと微妙にピントを外す時があるから油断ならない。
まぁそれでもパナやソニーだと、そのレベルで言っていられるが…ではある。

動体相手の AF については測距機構的な問題もあるから、時間とともに進歩する技術を待たねばならないが、
それ以前に使っていて不満に感じるのが、背面液晶である。

GF2 でも GXR でも E-P1 でも、とにかくミラーレス機の背面液晶は、もうちょっと気を使うべき、ハッキリ言えばお金をかけるべき部分だろうと思う。
背面液晶だけが頼りなのに、日中屋外での見え方に不満を感じることが多い。
昔の DP1 のように全く見えず、「エイヤッ!」で撮るほどではなくても、液晶が見づらくて構図が把握できないまま、適当撮りで良いや…となることはある。

「だったら、外部 EVF でも付ければイイじゃん」と言う人もいるが、外部 EVF を付けたらカメラの専有空間は随分大きくなる。
入るバックに入らなくなるし、そんなもん付けるくらいなら小型一眼レフを使った方が良いんじゃね?ともなりかねない。
パナのマイクロフォーサーズで言えば、GF シリーズを買わずに Gシリーズを買えばいい話だ。

結局のところ、GXR でも GF2 でも E-P1 でも DP1 でも、ファインダー部分も削られた筐体サイズのコンパクトさ、取り回しの良さが魅力なのだ。
それをスポイルするオプションより先に、背面液晶の改善は急務だろうと考える。
外部の光量に応じて液晶の輝度が変化して見やすさを維持する機能も、当然あるべきものだろう。

もちろん、マニアには外部ファインダーは必要なオプションなのは判る。
マニア的には見た目の格好も、その方が良いらしいしね。
私は外部ファインダーを付けた見た目が格好良いとかサッパリ思わないけど、別にそれを否定しない。

ただやはり、オプションはオプション。
標準で持っている機能性能で、日中屋外できちんと撮影できるようになってもらいたいと思う。
特に昨今のミラーレス機はコストダウンとサイズダウンばかり優先になっているので、そういった部分にも力を入れて欲しいと思う。

ついでに、このショット、昨日の記事でも書いた iDレンジコントロール(ダイナミックレンジコントロール)のテストも兼ねていた。
昨日の夕暮れショットでは逆効果になるダイナミックレンジ・コントロールも、こういった昼間のド逆光では大きな利点になる。
普通に撮ったら、飛行機はかなり暗く撮影されてしまうところだ。

しかし、 ダイナミックレンジコントロールは(他メーカーの同様機能と同じく)暗部をガッツリ持ち上げることになるので、
この写真も実は、かなりノイズ多めな状況をノイズリダクションで塗りつぶしたような絵になっている。
縮小された写真なので判りづらいが、オリジナルサイズでは背後の団地は、べったりノイズ処理での塗りつぶしが入っていて、ちょっと萎える。
ISO 400 だが、いくら高感度に強くないマイクロフォーサーズでも ISO 400 でここまで塗りつぶしはないだろ…と思えるくらいだ。

所詮は後処理でしかないし、全てがうまくいくようなことは有り得ないと判っていても、う〜ん…と思ってしまう。
それでも、何も考えずにそこそこの絵を撮るには有効な機能ではあるけどね。
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by dbl-h | 2011-05-23 23:54 | 最近の1枚
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