秋の空、秋の雲、そして堕落のレンズ
Autumn cloud
(EOS 7D + TAMRON 18-270mm F3.5-6.3 Di II VC PZD / 29mm 相当 / 伊丹スカイパーク)

先日東京で買ってきた堕落レンズ、もとい便利レンズを今日初めて試し撃ちしてきた。
タムロンの最新型高倍率ズームレンズ「18-270mm F/3.5-6.3 Di II VC PZD

安くて、小さくて、軽くて、
それでいて 29mm相当の広角域から 430mm の超望遠域までカバーする。
そんな魔法の便利レンズ。

「奇跡も、魔法も、あるんだよ」

ねーよ。
ない。
残念ながら、ありません。

安くて、小さくて、軽くて、そして広角から超望遠域まで、これ一本。
奇跡も魔法もありません。
そこには画質がない。
物理法則は覆せない。

AF は速くないけど、遅くない。
過去のタムロンからすると随分早くなって、純正のキットレンズと比べると同等以上かもだ。
なにより静か。
同じ 18-270mm の前モデルはかなり賑やかだった。

でも迷いやすい。
AF-C (AI Servo) で、純正だと合焦後にスムースに追従するところが、ちょくちょく迷いつつ追従する。
そして、たまに大きくデフォーカスする。

手ぶれ補正は効く。
最新型Lレンズのような強力な効きはなくても、一昔前の IS に比べると上。
一般的な使い方では不満はない。
やるなタムロン。

でも、超望遠域では VC の安定性に不満がある。
あと流し撮りも専用モードをもつ純正に比べると、補正度合いも安定度も落ちるのは否めない。

画質はまぁそれなり。
開放はグダグダだし、絞っても等倍鑑賞は全く向かない。
でも 50% 縮小すれば問題ない。

作品撮るようなレンズじゃないし、まぁ記録用・ブログ用。
私も旅の記録用1本レンズとして買ったから。
買ったから期待はしてなかったけど、外れて欲しかったね。
でも外れなかった。

旅カメラとして GXR はホント良いカメラだったけれど、
(今回の突然液晶破損の件は別にしても)複数のユニットを持ち歩き、頻繁に交換し、
GXR の望遠はコンパクトデジカメ素子のユニットしかないから、望遠用には別途マイクロフォーサーズを用意して…
とやっていたが、ふと

「GXR で複数ユニットを持っていって、望遠にマイクロフォーサーズを持って行くなら、一眼+高倍率ズームで良いんじゃね?」

と思って買った次第(フジヤカメラのポイントがある程度あったので、東京で購入)。

でも、どうだろう。もしかすると、GXR + マイクロフォーサーズの方が画質面ではいいのが一見して判るしな。
少なくとも GXR A12 ユニットとは画質の比較にならなそうでもある。

ただ、一眼じゃなくGXR やマイクロフォーサーズでは撮れない写真が多い。
動きもの相手だと、やっぱり(今は)信頼できるのは中級機以上の一眼レフだけ。
暗くなってからの高感度耐性でも同じ。

だから、買ってみたわけだが…どこまで画質に我慢できるかなぁ、である(^_^;)

ぶっちゃけ、第一印象は 60点。
不可ではない可。

ズームリングがキヤノンと反対というのが痛いね。
正直、途中でかなりイライラした。
慣れそうにないし、慣れたくない。

AF からスムースに MF に移行できなかったり、
広角端以外は、すぐにF値が暗くなって、かなり暗いレンズ。
まぁどっちみち F9〜10 くらいに絞らないと…ではあるが。

色々不満はあるし、だいたい最近は 600〜800mm 当たり前、の感覚だったから
換算 430mm だと「思ったより寄れねぇ」な感覚になる(←おかしい)。

けれど、この収納時のサイズ感は悪くない。
それだけで、「やるな、タムロン」と思う。
標準ズームより一回り太くて少し長いだけだ。
それで手ぶれ補正も入って、超音波モーター同等のピエゾモーターも入ってる。

画質は褒められたものじゃないが、絞ればそれなりに見られるし、
よくある高倍率ズームのように、広角〜標準域はマトモだけど望遠域は酷い、なんてこともない。
だからやっぱり「やるな、タムロン」と思う。
第一印象は 60 点でもね(笑)

ま、このレンズに関しては、もう少し使い続けてみてからメインブログの方へレビューを書いてみたいと思う :-)

なお、今日の写真はヒコーキをそれなりにテストで撮ったが、それよりは帰り際にふと撮った一枚で。
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by dbl-h | 2011-09-23 23:59 | 昨日今日の1枚
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