(PowerShot S100 / 120mm 相当 / ハイスピード連写 HQ / スーパーはくと@HOT7000系) 今日は、空港へ試し撮りにいくか、 CWC 決勝戦に間に合うように一瞬だけ嵐山花灯路へ行くか、 と思っていたが、結局両方スルーした。 どちらにも1本で行ける駅までは行っていたのだが、 今回は“面倒という理由以外”で止めておいた。 代わりに、近所で PowerShot S100 の試し撮りを色々行なっていた。 昨日に続いて、動画・連写系のテストや手ぶれ補正の癖などを試していた。 流し撮り IS の効きは強力だが、パワード IS のオン・オフがある理由も十分理解した。 低速流し撮りもしていたが、ヘコヘコ凹みまくりな状況だったりして 千里川で試し撮りで失敗ばかり量産しなくて良かったと思ったり X-( そんな凹んだ気持ちも、帰ってすぐにテレビ観戦したバルサのプレーで雲散霧消したけどね :-) で、昨日に続いて、S100 で導入されたシーンモード「ハイスピード連写 HQ」からの一枚。 ハイスピード連写 HQ モードでは AF追従しないし、 この距離&相対速度で追従できるコントラスト式 AF はミラーレス機含めて存在しないだろうので、置きピン。 だが、それ以前に「ハイスピード連写 HQ」ではシャッター速度が“良きに計らえ”状態なので、被写体ブレしてしまっている。 ハイスピード連写 HQ というだけあって高速シャッター 1/400秒になっているのだが、 被写体との距離と相対速度、焦点距離からして 1/400秒では到底止まらない。 (ビタ止めするなら 1/2000秒は欲しい条件) とはいえ、この程度に縮小して軽くシャープネスかければ、記録写真としては全然問題ない。 元々コンパクトデジカメのシーンモードというのは、簡単にキチンと見られる写真を撮ってもらうためのものだ。 そういう点では 「高速被写体に対して、来たっ!と思ってシャッターボタンを押し続けていたら、1コマ2コマくらいはちゃんと撮れてる」 という目的にはピッタリのものだし、それを実現している。 ハイスピード連写 HQ は秒間 9.6コマという、それだけを見れば並みのミラーレス機が裸足で逃げ出す連写速度であるが、 その速度を持ってしても、この次のコマは車両の鼻面が切れてしまうくらいの速度である。 S100 は連写速度も秒間 2.3コマと、コンパクトデジカメとしては最速の部類であるが(おまけに AF 追従)、 このようなシーンがその程度の連写で撮れるわけもなく、連写ではなく単写一発勝負の世界である。 慣れていない人が撮る場合は完全に運任せであるし、 私も 100% 成功する自信はあるとは言い切れない。 それを技術がフォローしてくれる。 素晴らしいことだ。 でも、ハイスピード連写 HQ の連写速度が魅力的だからこそ、 ハイスピード連写 HQ において自分がシャッター速度を決めさせて欲しいんだけどなぁ… まぁでも、自分がきちんと S100 を使いこなすことが出来れば、 本当に様々なシーン、撮影手法に対応できるカメラだと思うばかりだ。 そんな S100 のファーストインプレ記事3回目を今夜アップする予定だったが、 ちょっと修正追加したい点が見つかったので、また明日にでも。 あまり後へずらしていくと、予定が狂っちゃうんだが… P.S. ちなみに、上級一眼レフ以外でハイスピード連写 HQ 以上の連写速度を持つのは NEX-7/5N の速度優先連写 10コマ/秒 DMC-GX1 の電子シャッター連写 20コマ/秒 という最新ミラーレス機だけである。どちらも AF 追従はしない(最初のコマに AF 固定)。そういう世界である。 (昨日の記事に書いたように、本来のサイズではなく小さなサイズで撮る高速連写を持つカメラなら幾らでもある)
by dbl-h
| 2011-12-18 23:38
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